【英語】就活にTOEICは必要か?就職活動で有利になるTOEICスコアの目安と面接でのアピール法

就活のTOEIC


 

  

 

 

今回は就活生なら誰もが気にするTOEICについての記事です。

 

 

結論から述べると大企業を目指す学生(特にグローバルメーカーや商社など海外率の高い会社や外資系企業)への入社を目指す学生ならとにかくTOEICの勉强をしておいたほうが良いです。これらの会社に興味はなくても自分自身の選択肢を増やすために英語の勉强をおすすめします。

 

 

就活にTOEICをおすすめする理由
・大企業内定レベルならみんな英語力がある
・入社後に苦労する(出世条件に含まれる)
・少しでも加点になる

  

 

実際に就職体験をした私が有利になるスコアと面接での英語力のアピール方法を紹介します。

 

 

  

 

TOEIC何点取れば就活で有利になるのか?

 

外資系なら何点あってもドヤ顔なんて出来ません。商社や海運みたいなグローバル志向就活生が集まる所なら800点以上、普通の企業なら700点くらいあると効果が高いように感じます。

 

 

大学生のTOEIC平均点は568点です。ちなみに、公開テストの平均点が568点です。

 

 

▼各大学別のTOEIC平均点・レベル
TOEIC900点レベル

938点 上智大学国際教養学部
920点 国際教養大学

TOEIC800点レベル

877点 東京外国語大学外国語学部英語学科
874点 国際基督教大学(全体平均)
865点 上智大学外国語学部英語学科
823点 一橋大学大学院法学研究科
800点 東京大学大学院生(文系)

TOEIC700点レベル

783点 同志社女子大学国際教養学科(3年次)
770点 早稲田大学国際教養学部
762点 神戸市外国語大学外国語学部英語学科
752点 東京大学(文科三類)
750点 慶應義塾大学SFC
732点 上智大学(全体平均)
725点 広島大学教育学部(英語科)
703点 東京大学大学院生(理系)
719点 東京外国語大学

TOEIC600点レベル

689点 青山学院大学
688点 東京大学(学部)
667点 関西外国語大学外国語学部英語学科
650点 日本外国語専門学校
649点 広島大学医学部
648点 神戸大学
641点 同志社大学
640点 東京工業大学
636点 千葉大学医学部
634点 獨協大学外国語学部英語学科
630点 立教大学
630点 大阪女学院大学
628点 宮崎国際大学(4年次)
628点 京都大学
620点 高校の英語教員のTOEIC平均スコア
617点 中央大学
615点 明治大学

TOEIC500点レベル

599点 千葉大学薬学部
594点 立命館大学
580点 神奈川県立外語短期大学
570点 宮崎国際大学(3年次)
560点 中学校の英語教員のTOEIC平均スコア
550点 奈良女子大学
548点 千葉大学文学部
544点 千葉大学法経学部
538点 広島大学法学部
531点 千葉大学教育学部
524点 金沢大学
518点 千葉大学理学部
518点 広島大学歯学部
511点 千葉大学工学部
509点 広島大学文学部人文学科
504点 千葉大学園芸学部
503点 東京農工大学

TOEIC400点レベル

499点 千葉大学看護学部
489点 広島大学総合科学部
483点 長崎大学工学部
469点 白鴎大学経営学部(3年次)
465点 白鴎大学経営学部(2年次)
477点 埼玉大学(2年次)
446点 広島大学工学部
440点 広島大学生物生産学部
425点 新潟大学(1年次)
418点 香川大学
414点 山口大学
411点 埼玉大学(1年次)

TOEIC300点レベル

381点 日本大学文理学部英文学科
350点 宮崎国際大学(1年次)
332点 白鴎大学経営学部(1年次)
332点 白鴎大学経営学部(1年次)

 

 

これを見ると最低でも600点〜700点くらいあってこそやっと大企業への就職活動のスタートラインに立てるのではないかと考えることが出来ます。

 

 

 

商社や海運みたいなとこでも留学経験者は非常に多いが、しょせん金さえ払えば誰でもいけるので、留学経験があるのでTOEICの点数が高いケースが多いです。

 

 

こういうグローバルな会社への就活はTOEICの点数が900点超えてたらプラスの評価をしてもらえます。

 

 

 

結局はその企業を受けてる他の就活生との相対的な比較になるので、平均レベルなら、後述のように他の点と絡めてアピールしない限り、プラスの評価にはならないと感じました。

 

 

 

そもそも企業もTOEICで英語力を本気で測ろうとは思っていません。

 

 

基本的な英語力があるか、入社後苦労しないか、努力を出来る人か、要領がいいやつかといった様々な点を裏付ける指標として総合的に評価しているのが実態であると入社後人事担当から聞きました。

 

 

 

例えば、部活でコツコツ頑張ってきた点をアピールポイントにしてる就活生が「苦手な英語も努力して何とか700点を超えました」と言えば「コイツは仕事でも頑張れるだろうな」と評価されるのと同じです。

 

 

 

筆者の場合は就活時に800点あったので、面接では「TOEICの点高いね」と言われることが多かったです。特に最終面接では高評価でした。面接でTOEICに触れられる度に筆者は海外営業の仕事をしたかったので大学一年の頃からコツコツとやっていたことと戦略的な勉強法で今のスコアを取ったことをアピールしていました。

 

 

 

いつまでにTOEICの点数を取るべきなのか

 

 

本選考で書くためのTOEICのスコアは年内に取っておくことをおすすめします。

 

・早期内定の可能性
・冬インターンへの通過率向上
・春に体調不良や多忙でTOEIC受けれない可能性がある 

 

 

そもそも、TOEICはいつ試験が行われるかが決まっている。今後のスケジュールでいうと、9月から来年の1月までは毎月やっている。2月は無しで、34月もやっている。ただし、受験してから結果がわかるまでネットなら3週間、郵送なら4週間かかる。

 

 

 

 

TOEICを3年から勉強する場合は夏から対策を始め、9月~12月の間にベストスコアを取ってしまいましょう。

 

 

 

TOEICのスコアを書かない・TOEIC無しでもいいのか

 

結論:TOEICなしでも大企業に入ることが出来ます。

 

 

TOEICなしでも大企業に入ることは出来ますが、都会のリア充大学生・体育会系・美女・エリートのみです。

 

 

なんのスキルもない平凡な学生は、ESに書いて問題のないスコア(700点以上)を必ず取るべきだと思います。

 

 

 

大手志願者なら殆どの就活生がTOEICのスコアを持っています。エントリーする時やESを書くときに、必ず資格とかTOEICを書く欄があります。書かないのは損です。

 

 

 

 

部活に明け暮れたとか、TOEFLで十分な点があるとか、何か面接官を納得させるだけの“TOEICを受けてない、あるいはまともな点を取れてない理由を用意できる就活生はスコア無しでもいいと思います。しかし、普通の大学生活をこれまで送ってきて(すなわち遊び呆けてきて)「時間はあったでしょ?」とツッコミを入れられる余地がある人は、まともなスコアを取っておくべきです。

 

 

 

ちなみに、「理系だから」とか「研究が忙しかった」というのは全く理由にならない。はっきり言って、このご時世に逆になぜ一切英語の勉強をしていないのか疑問にすら思う。それに、まともな理系院生なら英語で論文を読み書きしているはずなので、TOEICのスコアが800点もなければ「研究の方は大丈夫なの?(笑)」と言いたくなるレベル。まあ、TOEICのスコアが悲惨な高学歴理系院生も多いのだが

 

 

 

就活とTOEICと英語力|最後に

 

とにかく年内に700点越えをしておくことをおすすめします。もしあなたが就活生でない、1年生や2年生だとしても今すぐに勉強しましょう。

 

 

入社後に出世の基準や海外勤務で730点くらいの壁があります。会社に入ってから勉強するほうがしんどいから、この時期にやっておいて損はないです。 

  

 

 

Unistyleのような評判の良い就活サイトでESの志望動機や自己PR・ガクチカを参考(パクる)にする際の大事なポイント

 

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